ピジン (pidgin) とクレオール (creole)

ピジン (pidgin)

優位な言語に起源を持つ数百から数千語程度の限定された語彙と単純化された文法構造をもち,比較的限定された社会的機能を果たす言語形態。西ヨーロッパの言語,とりわけ英語・スペイン語・ポルトガル語・フランス語・オランダ語をベースとするものが圧倒的に多い。語彙の大半が優位な言語 (lexifier language 「語彙提供言語」 または superstrate 「上層言語」) に由来し,文法構造は,その他の,たいていは非ヨーロッパ系の言語 (substrate 「基層言語」) の強い影響を受けて成立しているのがピジンの通常のパタンである。

クレオール (creole)

母語 (第1言語) として取得されるようになったピジン。

例: トク・ピシン語 (Tok Pisin) [英語], ジャマイカ・クレオール語 (Jamaican Creole) [英語], ハイチ・クレオール語 (Haitian Creole French) [フランス語] など。

更新日: 2003/05/28 — Copyright © 2003 by Kazuto Matsumura